オーストラリアの金融政策の動向

オーストラリアドルが米国ドルに対して、
久しぶりの急上昇を11月4日に見せました。

この急上昇が起こった理由としてオーストラリアの小売売上高が
7ヶ月ぶりとなる高い伸び率を受けたことにより、
オーストラリアの中央銀行が5日の金融政策会合で
オーストラリアの金利が下がると一般的な見方をされているのですが、
その金融政策会合で利下げを見送る観測が強まってきているためです。

この利下げ観測が遠のいたことによりオーストラリアドルは
16通貨に対して全面高をしていきました。

オーストラリアの金利は大方下げられるだろうという見方が強かったので、
この上昇は納得の出来るものですね。

オーストラリアドルは高金利通貨と言われていますが、
最近では世界経済。特に中国経済の影響を強く受けており、
中国経済の減衰によってオーストラリアの経済状況も影響を
大きく受けており金利が下がるところまで下がっています。

このオーストラリアの金利が再び上がってくるということは、
近い将来で無いとは思います。その理由としては、
オーストラリアが政策を変更しており、
資源国というオーストラリアの役割から、
観光大国を目指すという政策に切り替えているからです。

観光大国にするということはオーストラリアドルの価値を下げ、
外国からの観光客を増やすというねらいがありますので、
金利を下げるという政策は当たり前ということになります。

こういった背景がありますので、オーストラリアドルは
高金利通貨になるということは無いと見たほうが良いですので、
スワップポイントを狙って取引をするのであれば、
違う高金利通貨の取引をした方が良いですね。